2014年～
素材：コンクリートブロック
発表：天神山文化プラザ、高梁歴史美術館、奈義町現代美術館、吹上美術館、金沢アートグミ
2014～
material : concrete brock
The series is exhibited in Tenjinyama Cultural Plaza, TakahashishiRekishiBijyutsukan
at Nagi Museum Of Contemporary Art, Fukiage Museum, Kanazawa Artgumi



　統一されて、きれいに規格に沿って、反復と複製を繰り返す、コンクリート・ブロックに、
今、そこにしかない唯一無二のカタチを刻み込む。
　複製と唯一性を中心のコンセプトとした作品。





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テキスト
高本さんの作品は、水たまりのカタチをコンクリートブロックに刻み込んだ作品です。雨そのものは可変的な、確かなカタチを持たない存在で、地面にあるくぼみ（たまり）によって、その「枠」によって初めて世界でカタチのあるものとして存在します。物質として、性質・成分はどれも同じなのに、枠によってまったく違う存在に見える。水たまりは、いつかなくなります。一瞬を永遠にした作品。離れて、これらの水たまりたちのカタチを眺めていると、墓標のように見える瞬間があります。
奈義町現代美術館　学芸員　遠山健一朗